ブタイモ(キクイモ)

 晩秋の土手や畑のふちに、高いしっかりとした茎の頂頭に、小さいヒマワリのような花を咲かせている。大形の草のわりに根が浅く、土が柔かいところでは静かに茎を引きぬくと、根もとの地表近くの芋がついたままぬける。
大きい芋はゴボウに似た癖があるが、天ぷらにすると灰汁ぬきをしなくても美味しく食べることができる。

【天ぷら】


 大きい芋を少し厚く輪切りにして、うすいころもを絡めた芋を中火で中までよく火がとおるように揚げる。火がとおって中が柔かくなって、外の皮の部分が少し堅くなるくらいがいい。
加熱すると甘味がまして、柔かい芋の甘味が口の中にふんわりとひろがって、美味しい天ぷらができる。