注意すべき有毒植物「ホウチャクソウ ユリ科」

 オオアマドコロがたくさん自生するのに食卓に上らないのは、ホウチャクソウが有毒であるからだ。ホームページ「こごみ」を開設するまで興味はなかったが、美味しいということを聞いて、まずオオアマドコロらしいものを、春の芽出から花、実と秋まで観察した。
花や実からは図鑑でも見分けることができる。しかし、山菜として食べる芽の時期のようすは、写真などの掲載がなく、芽から実がなって枯れるまでを観察することで、翌年からオオアマドコロを食べることができた。


 ホウチャクソウ[ 芽(枝)花(離弁花)実(楕円) ]

 しかし、敵をよく観察をしないで、安心して腹いっぱい食べてもいられないので、今度はホウチャクソウらしいものを秋まで観察することにした。
こちらも手持ちの図鑑で、花や実のようすはある程度わかるが、芽の写真や説明がない。
ホウチャクソウの芽らしいものが、林内にオオアマドコロと混生している。
20cmほどにのびたものの葉を、下から一枚づつ開いていくと、枝分かれする芽のようなものがあり、更にその先端につぼみがついている。

 オオアマドコロは年数がたっても枝分かれすることがなく、最低限オオアマドコロでないことは確認できた。
オオアマドコロを食べるために採集するものは茎が1cmくらいの太いものだが、その怪しい芽は、茎が細く5mmていどしかない。それに芽の茎は少し茶ないし赤紫をおびている。

オオアマドコロの特徴は参考資料を参照されたい。