注意すべき有毒植物「スイセン ヒガンバナ科」

 ニラとスイセンは、どちらも離農跡や農地の近くで野生化したものを見かける。住宅地近くの土手にも、庭に植えられていたものが捨てられて、ニラとスイセンが混生している。
両方がいっしょに生えていれば、間違うこともないかも知れないが、それにしてもニラとスイセンを間違う人は、決して山菜採りなどに行って、自分で採ったものを信じて食べてはいけない。


 スイセン[ ]

 山菜採りやキノコ採りにも「微妙な感じを知る心」が必要で、ときどきセンスに欠ける人を見かけることがあるが、せめて私のようなものの話に耳をかたむけたり、山菜図鑑の一冊も買って、勉強するくらいの努力はしてほしい。 それで死ななくてすむのであれば、本の一冊や二冊は安いものだ。

 生のスイセンは、口に入れて噛むと甘味があり癖はほとんどないが、後味に悪感がのこる。ニラのようなネギ臭やニラ独特の味はまったくしない。
口に入れても刺激がなく、すぐに吐き出せば中毒の心配はない。
スイセンには、フサザキスイセンのように、接触性の皮膚炎をおこすものもあるので、生け花などにも注意を要す。