ケヤマウコギ(ウコギ科)

[生えている場所]  木の芽を参照

 高さ3〜5m、太さ5〜7cmになる落葉低木。
掌状に5つの小葉に分かれ、中央のものが大きく、長さは4〜10cm、幅2〜5cm、先は鉾状に尖り、縁に細かいぎざぎさがある。実は球形で径は約8mm、熟すと黒紫色になる。球状にたくさん集まってつく。



 晩秋から初冬の葉が散って、見とおしの良くなった原野に、ケヤマウコギの実が黒紫色に輝いている。道東の原野から低山におおく見られ、実は少し薬臭があるが、甘味があり果実酒にする。

 薬用にされるエゾウコギは全体に一回り小振りで、特に茎にある刺で見分けることができる。エゾウコギの刺が細くてたくさんあるのに対し、ケヤマウコギは扁平な刺がまばらにある。