ギンマメ(ヤブマメ マメ科)

[生えている場所] 日あたりの良い山地や道端

 1〜2mになる蔓性の一年草で、他の植物、おもに背が高くなる多年草にからみついて伸びる。葉は心形で掌状複葉、花は小形で目立たないが、5〜10cmの柄の先に紫色で細い蝶形の花をつける。
実は地上の莢の中と地下にできるが、地上の豆は小さくて食用にならない。地中果は、毛が密生した茶色の袋の中に、淡桃から薄紫色をした7〜12mmの豆が一個ずつ入っていてる。



 地中果は、地面の枯草の下や地表近くにあり、地上部の蔓が枯れたあとで表面をすこしずつ丁寧に掘りおこして探すと、茶色の丸い実がでてくる。
表面が乾燥すると、密生した毛が白くなり銀色に見えるのでギンマメと呼ばれるが、乾燥すると豆と袋がくっついてしまうので、採ったらすぐに指で軽くこすって中の豆をだす。

 さっと洗って塩茹でにすると、食感は枝豆、味は金時か花豆のような味で、時にすこし苦味があるが癖もなく美味しく食べることができる。
たくさん採るのは大変だが、20〜30個もあれば炊き込んで豆ご飯、赤飯のように餅米でヤブマメのおこわにすると美味しい。