ヨモギ(オオヨモギ キク科) 「春の山菜」

乾燥よもぎの作り方

 茎がのびても、若い葉は柔かいので利用できるが、花穂が出るころになると苦味がまし、臭いも強くなるので食べることはできない。春の葉がひらいて間もないものの方が、癖がすくなく香りもいい。
ヨモギは小さいナイフなどで丁寧に摘み採り、葉をいためないようにする。
すぐにしなびてしまうから水うちをして、直射日光をさけ、クーラーボックスなどに入れて持ち帰ると鮮度が保たれる。



 帰ったらたっぷりの水に浸して水揚げをし、葉柄がしゃきっとしたら、ごみを取り除きながら葉を指先で摘みとる。良く水切りをして竹ざるに入れたものを蒸器にいれて、全体に熱がまわる程度にさっと蒸して、冷水に晒して色どめをする。ヨモギの若葉は柔かいので、蒸気に触れるだけで充分だ。

 ヨモギが冷えたらかたくしぼって、新聞紙やダンボールなどの吸水性のいいものに、一つ一つ重ならないように広げる。ヨモギの水分が少なくなったら紙を取替えて、ときどき軽く揉んでお茶のように仕上げる。
強く揉むと葉がからまったり、乾燥したものを揉むともぐさになってしまうので、形を整えるだけにとどめる。

よもぎ餅(草餅)

 蒸しあがったもち米に混ぜて、餅つきをすればいいんだけど、乾燥したヨモギの利用のしかたは「粉にする」水でもどしたものを「細かく刻む」「すり鉢でする」などの方法があり、餅の仕上がりが違うので、いろんな草餅を楽しむことができる。

よもぎ茶