フキノトウ(アキタブキ キク科)

[生えている場所] 山地の河畔や道ばた

 北海道でフキノトウといえば一般にはアキタブキの花茎で、秋にはすでに地表にフキノトウの形ができている。晩秋に暖かい日が数日つづくとのびだして、思わぬご馳走にありつけることがある。
春まだ雪におおわれた土手の縁などでふくらみはじめる。



[食べられる部分] 若い葉と茎

[味のポイント] フキの香りと、ほろ苦さが野生をつたえる。

[調理の仕方]
苦味(本州産のものよりかなり強い)があるが、特にあく抜きなどはしない。つぼみのうちに味噌をつけて焼いたり、天ぷらにしても食べられるが苦みがつよい。葉や茎をきざんで汁の実などに利用する。

[汁の実]
 煮ると苦味が強くなるので、若い葉を手でちぎってお椀に入れ、熱いみそ汁をいれる。包丁で刻むと切口が変色しやすく苦みがでる。
早春の香りを楽しむことができる。

[ふき味噌]
 フライパンに油をひいて、強火で味噌をいため香りをだす。砂糖をくわえて味をととのえ、フキノトウの葉や茎の刻んだものをいれて炒め、柔らかくなったらできあがり。
フキノトウを初めに入れて炒めてしまうと、香りがとんでしまい、しなっとして歯ごたえがなくなる。

[保存方法]
 ふき味噌にしたものを、適当な量に小分けして冷凍保存する。
冷凍庫から出して自然解凍すると、風味は冷凍前と変わらず、美味しく利用することができる。