カタクリ(ユリ科)

[生えている場所] 明るい林内や草地のふち、山の斜面などに群生する。

 美しい花が咲くので山菜として利用しにくいものを感じる。
ほんらい、カタクリは雑木林や林の縁などの柔らかい日当たりを好み、樹海が広がる原生林の林床にはあまりみられない。
伐採あとの荒れ地や雑木林、牧草地と林の境に群生することがおおい。
鱗茎からカタクリ粉をとる。



[食べられる部分] つぼみや花、葉、根

[味のポイント] ほのかな甘みと、葉のギシギシとした嫌な歯ごたえ。

[調理の仕方]
 癖がないので、つぼみや花は酢のもの、葉はおひたしやあえものがいい。

[根のしおゆで]
 葉が枯れる頃(夏)の根の薄皮をとって塩ゆでにする。
この時、茶色の薄皮と澱粉質の球根のあいだにあるユリ根の鱗茎のようなものは付けたままにしておく。根にピリッとした辛味があって、カタクリの甘味をひきだす。

[保存方法]
 ゆでた葉を、軽く絞ってフリーザーパックにいれ、あまり空気が入らないように封をして冷凍保存する。味は冷凍前とほとんど変わらない。