オオアマドコロ(ユリ科)

生えている場所
 草原や林のふち、沢沿いの土手などの湿ったところ

根の下方から芽を出し、毎年、一個づつこぶのような節をふやしていく。この根がトコロににて、甘味があるのでアマドコロと名づけられた。

根も食用になるが、食べ頃の大きさになるには数年以上かかり、利用するのは芽だけにしたい。
根や茎は甘味がつよく、生で味みをするとホウチャクソウ(有毒)などとの見分けの参考になるが、ホウチャクソウも甘味があるので、うろ覚えは危険だ。

北海道の山菜には、本州産のものより大味で、くせやあくが強いものがおおいが、オオアマドコロも苦味がある。

参考資料

[食べられる部分] 若い芽や葉、茎、根

[味のポイント] 山菜では珍しいほどの甘味がある。

[調理の仕方]
 あまり癖がないので基部の燐片状の葉を取りのぞいて、そのまま汁の実やおひたしにする。
おひたしや酢味噌あえにする時は、塩水でさっとゆで良く冷水にさらし臭味をとる。

[バター炒め]
 茎を適当な大きさにきって、マイタケやピーマンなどと一緒にバターで炒め、塩、コショウで味付けする。鮮やかなみどり、アスパラのような香りと歯ごたえ、ほのかな甘味があって風味ある逸品を楽しめる。

[豚ロース巻]
 豚ロースで巻いて焼くと、オオアマドコロの甘味が生きた料理になります。