カンゾウ(ゼンテイカ、エゾキスゲ、ヤブカンゾウ ユリ科)

[生えている場所] 原野や湿地、海岸から高山地帯まで分布

 高さ50〜70cmになる多年草で、葉は幅広で扁平していて、下部は茎を包みこんでいる。花は8〜10cm、橙黄から橙赤色をしている。
海岸の原生花園などに群落をつくる一方、林内の湿地に群れて咲くことがおおく、北海道の夏を彩る花のひとつである。



[食べられる部分] 若い葉、花

[味のポイント]
 綺麗なみどりと歯ざわり。葉は癖がないが、根茎にはあくがあるので葉の部分だけを摘んで利用する。

[調理の仕方]
 さっと茹でて冷水にさらしてしめ、おひたしやあえものにする。
花は甘酢に漬けたり、天ぷらにする。

[酢味噌あえ] ユリ科特有の歯ざわりをのこした酢味噌あえがいい。

[保存方法]
 茹でたものを、軽く絞ってフリーザーパックにいれ、あまり空気が入らないように封をして冷凍保存する。味は冷凍前とほとんど変わらない。