ゼンマイ(ゼンマイ科)
[生えている場所] 谷地や沢沿いの湿った土手
葉は地中をはう太くて短い根茎からまとまって生え、長さが1.5mくらいにのびる。若い栄養葉は薄茶色ないし白い綿毛に覆われ、葉がのびるにつれて剥がれ落ちる。
若芽はヤマドリゼンマイと良く似ているが、葉の形で区別できる。
どちらも形態的には二回羽状複葉と呼ばれるが、ゼンマイは細い枝状の柄が目立ちワラビの葉の付き方に似るが、ヤマドリゼンマイは茎に羽状葉が直接つくコゴミの葉に似ている。
[食べられる部分] 若い栄養葉(胞子葉は食べない)
調理や食べ方はヤマドリゼンマイを参照
北海道ではゼンマイが少ないのと、味や食感がヤマドリゼンマイと変らないので、いっしょに調理してもいい。