ネマガリダケ(チシマザサ イネ科)

[生えている場所] 積雪のおおい山地、深山の谷間など

 長さが2〜3mなる大形の笹で、茎が根元から曲がることでネマガリダケと呼ばれる。竹は弾力性があり、油をおおく含み丈夫で長持ちするので、園芸の手竹としい利用される。
北海道には道南の一部にしかモウソウタケがなく、山菜採りでタケノコといえばネマガリダケのことをいう。毎年、タケノコとりの時期になると、遭難などの事故が絶えない。地面をはうネマガリタケの密生地に入ると、周囲が見えず方向を失ってしまう。



[食べられる部分]
 若芽、地上10〜15cmくらいのものがいい。少し伸びても上部の柔らかいところは食べられる。

[味のポイント]
 新鮮なものは甘味があり、笹の香りと歯ざわりを楽しむことができる。

[調理の仕方]
 皮に縦に切目を入れ、たっぷりの沸騰した湯にいれて良く茹でる。竹串がとおるようになったらザルにとって、熱いうちに皮をむく。
暖かいものをわさび醤油やマヨネーズで食べる。ワラビなどといっしょに煮物にしても美味しいが、せっかくの笹の風味がなくなってしまう。
皮をむいたタケノコを冷蔵保存し、刻んでチャーハンやタケノコご飯にしてもいい。

[焼物]
 皮に切目を入れたものを、皮が少し焦げるくらい焼いて、熱いうちに皮をとって塩をふると、甘味があって最高の味を楽しめる。