フキ(アキタブキ キク科)

[生えている場所] 山地の河畔や道端

 高さ1〜2m、ときに3mになる大形の多年草で、茎は太くて地中をはいよくのびる。雌雄異株でトウが長くのびるのは雌株。根茎から長い柄のある大きい葉をだし、直径が1mにもなり、夕立の時に傘になる。
春から夏にかけて葉柄を利用するが、芯からつぎつぎに葉をだし、寒くなると柄が細くなってくる。
秋になっても柄に、細毛があるものは柔かくて利用できる。



[食べられる部分] 太さ約1cm、長さ15〜20cmの葉柄

[味のポイント] 山菜からすこし遠のいた秋に、フキの新鮮な香りがいい。

[調理の仕方]
 夏のフキより癖がすくなく、さっと茹でて皮をむくだけで、あく抜きの必要はない。

[油炒め]
 茹でたフキを数センチに刻んで炒め、油揚げをいれて火がとおったら、醤油、酒、味醂、砂糖などで味をととのえ、唐辛子で辛味をつける。フキの色が残るようにさっと炒めると、香りが残って美味しい。